11月13日 午前4時起き。心配された天気も持ちこたえそうである。いよいよ一年の練習の成果が問われる日がやってきた。今年は前日から沖縄サンコーストホテルに前泊である。当日に糸満から来るのはしんどいのである。

朝から大盛UFOをかきこむ。4時50分から20分間ローラー。やはりうるさいので追い込み切れなかった。来年は駐車場で回すことにしたい。5時45分ごろホテル出発。ファミマで買い物して6時15分ごろに駐車場付近につくと大行列。車はなかなかすすまない。7時25分スタートの1時間前に並べばいいと思っていたのにこれでは間に合わないので、早々に車から降り自走でスタート地点へ。ところがどっこい1時間前では、大行列の最後尾付近なのだ。いったい皆さん何時から並んでたの?

7時25分スタート。最後尾付近からなので最初からガンガン抜いていく。心拍は上がるけど仕方ない。国道に出てもまだ追いつかない。さらに踏んでいく。海沿いにでるゆるやかな上り坂あたりでやっとトップに追いついた。参戦3年目にして初めて一番前の景色を見た。緊張しながら集団に紛れるも、本部の道が狭くなる前にリスクを減らしたいと考え、適当な緩い下りで一気に前に出ると、勢い余って逃げてしまった。仕方ないので大集団からのなんちゃって逃げを楽しんだ。1分くらいで追いつかれましたが・・・

スプリント手前ではやはり一気に速度が上がる。なるほど、ここでスプリント争いに出るほどの実力はないことをまずわからされた。気をとりなおして上りに備える。
海洋博の坂前で前にいたかったので、適当な下りを利用してもう一回なんちゃって逃げに出る。角のコンビニを3番手で通過する。いよいよ海洋博の坂に差し掛かるが、みなさん想定以上の速度で登っていく。抜かれ際に「・・・前に出ちゃダメ!」とお叱りを受ける。まぁ遅いのが前にいると落車の危険が増すという意味ではそうなのかもしれないが、なんとなくムッとする。ここが一番の頑張りどころだと想定していたので、インナーくるくる作戦で頑張ったが、スタートからここまで足を使いすぎたようだった。来年の課題である。備瀬の坂が終わった時にはトップは見えなくなっていた。ここで僕のツールは終了した気分だった。

がむしゃらに追っていると前から青ゼッケンが次々と落ちてくる。宮古島チームの人に声をかけて回していこうとするが、いっぱいっぱいで無理。そのうち少しずつ集団が出来上がり、リザルトから見ると結果第2集団と思わるれる状態となった。トップ集団に送れたのでレース的にはもう意味がないので、今帰仁までできる限り引きまくった。今帰仁の坂では危うく千切れかけたが、なんとかぶら下がり後はのんびりと追走。

ジャスコの坂を登り切り、集団についていく。メーターがうまく作動してないので、隣の人に速度を聞くと、42.8km/hとのこと。結構速いのよね。これでは逃げるのは難しいですわ・・・ということで、集団のまま国道から左折。みんなやる気なのか位置取りが結構厳しくなる。スプリントに思い切りかけるつもりはなく安全に行く予定だったが、ゴール前300mくらいでも脚が残っていたので早がけで先行している選手も刺せそうな気になり、全開で踏み倒した。ゴール前で捕まえ気分よくフィニッシュ。

結果は68位。1時間25分52.725秒 トップから6分4.36秒遅れ 時速34.93km/h 昨年141位に比べれば進歩はあるが、所詮第2グループである。自分の実力がよくわからされたので、また頑張ることにする。

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