11月12日 ツール・ド・沖縄 シニア50に参加するために空港に向かっていたら、交通事故を起こしてしまい、マブイを落としたまま那覇着。いつものようにヒージャー食べて酔っぱらい。

11月13日 雨模様だがエントリーと小学生レース観戦のために名護へ。雨は激しさを増し、気持ちは萎えていたが、それを吹き飛ばす小学生レースのおもしろさでかなり楽しめた。小学生と言えどレベルはかなり高かった。

11月14日 3時半起きの予定が2時半頃からうとうと状態であった。起きてすぐにカップヌードルを食う。バタバタと用意をして出発。天候はくもり。路面も所々乾いている。西原と伊芸でそれぞれ排便を試みるもなかなか難しく、結局名護漁港の仮設トイレで決着をつけた。5時には名護に着いたが駐車場はすでに熱気ムンムンである。セッティングしているとグローブ忘れたのに気づく。わざわざ床に用意して置いてたのに・・・。

6時15分頃には軽いアップを済ませスタートに並ぶ。前から10列目ぐらいをゲット。なかなかいい出だしである。はにおはすでに並んでいてかなり前のようだった。


まだまだ真っ暗な感じである。しかし、緊張レベルは高い。


夜が白々と明けてくる

太鼓の音にドキドキ感が増してくる。チャンピオンレースがスタートして、そして7時に中学生がスタート。ゾロゾロと最終スタートラインに向かう。そしてあっけなくスタート。今年は街中スタートなので道が広がるまではパレードラン。この間に結構抜かれてしまうのが要注意である。結構前に並んだつもりでも気づけばかなり後方に下がってしまっている。この辺は課題である。

少し速度が上がってはブレーキという繰り返しで、群衆が「ブレーキ」と叫ぶのが新しい発見だった。いよいよ国道に出て海洋博方向に曲がればレーススタート。ここからは可能な限り前へ上がることを意識した。道幅があるところで横からガンガン抜かないと、すぐに後方に押し戻される。道が細くなると先頭との距離は50m以上いや100m以上広がったかもしれない。この差がやはり実力の差なのだ。

それでも本部までは大集団のまま進んだように思えた。時折先頭が見えていたような気がする。転ばないように接触しないように細心の注意を払うので、ずっと緊張したままだ。本部の直線で先頭との距離が圧倒的になりつつあるのが見える。ここですでにかなりやばかったのだが、この後の海洋博の坂で完全にちぎれてしまった。16km/hくらいでしか登れなかったが、おそらく先頭は25km/h以上で登るのだろう。抜かれまくりの登りである。

得意の下りもなかなか最速では走れず、続く備瀬の坂もかなり疲れた感じになってしまった。

何となく足並みの揃う集団にまじり、実力を思い知らされながら走っていると、前からオレンジ色のジャージが下がってくる。なんと、はにおだ。「何でこんなところにいるか!」と話しかけると「落車が云々」らしい。気を取り直したのか、また前へ前へ踏んでいってしまった。でも、オレンジ色のいい目標が出来たのでcharlie的には気持ちが切れずに踏むことが出来た。さすがに今帰仁の坂でちぎられてしまったが、遠くにオレンジ色を見据えて頑張った。

国道に出てからは少しずつ牽制が入り出して集団の速度が落ちた。後方集団でもスプリントはありそうだ。シューズのベルトをきつく締め直す。最後の街中に入るあたりでは中途半端な感じで飛び出してしまい、足を使ってしまった。どうせなら思い切りロングスプリントしてもよかったかも。

残り300mを通過。後ろで気配がしたと思ったら、いきなり両側から選手が飛び出していく。負けじと踏み込むが、もう足は残ってなかった。と、その直後、左から出た二人かもつれるように落車!自転車と人が宙を舞う。さらに後続がそれに突っ込む。なんとか右に避けるが、今度は右手前方でも落車。これもかろうじて避けた。これだけでかなり興奮してしまい、落車を避けたことで舞い上がったままゴール。大迫力だった!!

結果は141位 1時間27分46.414秒 平均速度34.17km/h 昨年を上回りまぁまぁ満足ではあるが、来年はもう少し前に出たいものだ。それにしてもレースは危険きわまりないですな。

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