11月 天候は晴れ。4時50分に起きて5時に宜野湾を出発。高速のサービスエリアでウンコすべくコンビニおにぎりを詰め込むが、1個が精一杯。結局2合以上飲んだ泡盛が、まだ残っているようだった。名護漁港に着いてバイクを組み立てていると白々と夜が明けてくる。時間に余裕はなく会場入りすると、やはりうんこ第2弾がやってきた。すでにシニア看板の後方には人人人だったが、便所を探しに行く。建物の2階に上がったすぐの便所は大渋滞だった。なんとか空いてる便所を探し、快便発射。これでうんこはバッチリ。しかし、ウンコの後には、とても列に入るスペースはなく、列の移動時に潜り込むことしかできなかった。

子供達がたたく太鼓の音が強い振動で体を震わせる。緊張と相まって高揚してくる。先行のレースが次々とスタートする度に、列は前に移動するが、その度にそれなりのポジション争いが起こる。後方ですらこうだから前方は大変だろうな〜〜〜

そして運命の7時05分スタート。右足に体重をかけゆっくりと進み出す。左足をビンディングに入れようと一瞬下を見た、つぎに目を上げた時には、前の選手が声を上げてその前方に接触し倒れてきた。よけるスペースもなく激突、右側へ転倒、すぐ後ろの選手も僕につっこんで転倒。周りでは「落車〜〜!落車〜〜!」と叫び声が聞こえる。初めての大会で、いきなりやってしまったよ!!

したたか打った尻は痛いが、気を取り直しバイクにまたがる。どこも壊れてなさそうだし、とにかく前へ進む。だいぶ遅れたようだが、可能な限りペースを上げて前方のバイクを抜いていく。最初の左カーブもなんとかこなし進んでいくと、だいたい似たようなペースの車群で落ち着く。先に見える集団に自力でこいでも追いつかないところに落ち着いてしまった。

スタートの混雑が一段落すると、周囲も見えるようになり沿道の応援にも気が向くようになった。応援を力に換えて踏んでいく。心配していた上り坂も実際はたいしたことなかった。いつも奄美で走っているからかな・・・決して速いわけではありませんが・・・

半分過ぎた頃から、前から落ちてくる人を吸収することが多くなり、結構気分良く走っていたが、40kmあたりで後方からアナウンスが聞こえてきた。どうやらレディースのトップ集団に追いつかれたらしい。考えたこともなかったが、5分遅れでレディースがスタートしていたのだ。正直これにはショックを受けた。実力をわからされた瞬間である。「集団には近づかないで」と言われ、前に出ることも出来ず100mほど後方に下がる。これも勉強と思い直し、淡々と距離をおいて着いていく。結局このあたりからはペースが上げられず結構余力が残る感じになってしまった。

近くにいたレース歴の長そうなおじさんが、色々と教えてくれる。「落車に注意しろ。僕は今までに2回巻き込まれて骨折してる」とか話しておられた。ゴールが近くなると「最後はこの6人でやりますか」なんて言われて、場を盛り上げてくれるので、結構楽しかった。色々教えてもらったし勉強になった。

とりあえず全力でこいでゴール!!結果は229位 1時間31分34.065秒 平均時速32.76km/h
とりあえず完走ってことで、よろしいんじゃないでしょうか〜〜〜

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