トリイステーショントライアスロン

伊是名88トライアスロンの突然の中止により、多くのトライアスリートが気持ち宙ぶらりんになったのではないだろうか。そこへ来て、このトリイステーションで開催されるトライアスロンがあることを知ったので、charlieとしてはすかさず飛びついたわけである。

早速faxして、わざわざ電話かけて下手な英語でなんとかエントリー確認をして、11月14日沖縄入りしたのである。先週ツールで来ていたから、週末は毎週沖縄である。久々にリンガーハットに行ったら、野菜たっぷりチャンポンというのが出ていて、これが結構いけていた。そして、ワイルドスピードMAXなんかを見ちゃったりして都会ライフ満喫。

11月15日 早朝5時40分頃にJINJINに真栄原まで迎えに来てもらう。新しくなったJINJINの上等SUVにバイクを積み込んで出発。あたりはまだくらいのに58号線は割と車が走っているし、驚くことにバイクもちらほら見かけた。みんな早起きだね〜〜〜

嘉手納を過ぎてから左折し、しばらく行くと見たことある鳥居が見えてきた。まさかここに入ることになるとは、昔は考えなかったね。入ろうとすると、ゲートにいるお兄さんが「ここじゃなくて別の入り口です」と道案内してくれる。言われたとおりに行くと、昔よくジェットを下ろしていた道に出た。懐かしさに浸っているとトライアスロンに参加すると思われる車がプチ渋滞していた。ゲートでのチェックは厳しくなくすんなり通る。すでに多くのトライアスリートが用意に取り掛かっている。この頃にはすっかり明るくなり気分も晴れてくる。天気も良さそうだ。

ビーチ際にもうけられたブースでお金を払い、エントリーをすませる。風はすでに北東に変わっていてオフ気味になり面は綺麗なのだが、昨日までのうねりがリーフを超えてバンバン入ってくる状況だった。厳しさを予感しつつ準備に取り掛かる。今回はスイム1km、バイク30km、ラン5kmのスプリントなのでトランジットのロスを抑えるべく、輪ゴムへの挑戦と、ワセリンを靴に塗り込む作戦を実行した。

7時30分を超えると、ブリーフィングをするから集まれと言っている。ウェットを着込んでスタート用意をしてブリーフィングを受ける。英語と日本語両方で説明してくれるのでわかりやすかった。

スタートが近くなると、一応並ばされるが、カウントダウンもなく「さぁ〜やろうか〜はいスタート〜〜」みたいなゆるいのりで始まった。さすがに軍人が多いのかみんな体格が凄くいい。バトルは負けそうだったけど、好位置からスタート。やはり波はかなりある。しかも浅くて手が着きそうだ。といってもイルカ跳びほどではないのだ。とにかく頑張って泳いだ。コの字型に設置されたブイに沿って泳ぎ、一旦岸に上がってパイロンをまわって折り返すコースである。まぁまぁの順位であがれたと思うが、黙視による判定なのでスプリットタイムなどは出ないようだ。

芝生のトランジットエリアまでは舗装路上を裸足で走っていく。途中に出しっぱなしにされたホースが道に転がっているので、軽く洗い流しておいた。トランジットは芝生が濡れた足に付きまくって、シューズに足を入れる時に少し気になった。

バイクは短いコースの8周回である。前半は向かい風の微妙な上りで、後半は緩やかな直線下りなイメージである。さすがに速い選手には抜かれていく。圧倒的な差がある選手が15人くらいはいたかな。周回を数え間違うのが心配だが、4〜5人のスタッフが大声でゼッケンを読み上げて、カウントしてくれていた。最後のランに向けて、頑張らないようにこいだ。

ランへのトランジットもスムーズだったが、やはり走り始めは脚が攣りそうで怖い。そろそろと走り始めると、もうトップ選手とすれ違う。2.5kmの折り返しコースだから、トップはもうゴールということである。差を感じつつ地道に走る。

スタートからしばらくはゆるい上り、それから海へ向かって下り、海岸線をちょっと走ってから、折り返し地点に向かってダラダラと長く登るコースを折り返すのである。

いつものように、どんどん抜かれる。ランは僕の課題だから仕方ないが、やっぱり悔しい。でも、これ以上速くは走れない。限界を感じつつ頑張る。給水所は一カ所で、一人のスタッフが忙しそうにコップに水を入れている。手作り感アットホーム感が素晴らしい。ありがたく水を頂き、また頑張る。ロール近くで超マッチョに人に抜かれたが、後半は一人旅が多かった。ゴール間近でJINJINとすれ違う。「頑張れよ〜〜」

芝の上にパイロンで作られたゴールに飛び込むと、ゼッケンの一部を切り取って、白板に貼って順位を出していた。手渡してくれた水がとても美味しい。JINJINを待つ間、ストレッチしたり、サブウェイのサンドイッチをもらったりして過ごすが、風が吹いていて結構寒い。こんなことなら車の鍵をもらっとけばよかった。

使ったカロリーをすぐに取り戻す


景品そゲットのJINJIN

20分遅れぐらいで帰ってきたJINJINと健闘をたたえ合い、こじんまりとした表彰式に出る。表彰はされないが、これで今シーズンの終わりだなぁという想いが去来する。やり終えた感に浸ってしまった。

結果は総合40位、タイムは自分の時計で1時間48分程度だったが、正式結果は1時間45分59秒、40+で10位だった。
ランが25分くらいで走れたので今回は合格かな。

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