6月6日 奄美から那覇で乗り継ぎ、一気に宮古入り。奥さんの実家があるはにおが、すでに宮古島入りしておりチームフラッグを持って空港で出迎えてくれる。1992年頃に、この島で働いた経験のあるcharlieとしては、かなり懐かしいのである。水納島に遊びに行く時に通過はしているので、新しい空港は初めてではなかったが、ずいぶん町並みは変わって見えた。昔住んでた東仲宗根あたりは変化が少なく懐かしさに満たされた感じだった。

さて、本日はすでにサイクリングイベントが開催されており、コース後半の下見中にかなりのサイクリストを見かけた。ロードレーサーだけでなく色々な自転車で思い思いに走っているようで楽しそうだった。ナナマタと呼ばれるところのアップダウンの連続はきつそうだったが、奄美に比べれば全然平気そうだったので少し安心。

エントリーをすませ、競技説明を聞き、パイナガマ近くのホテルにチェックインした後は、すかさず西里に繰り出す。あれだけ通った金多楼寿司はすでになくなっており、ハイカラなお店も増えていた。中には満席で入れない店もあった。お洒落な一件の居酒屋に入って、とりあえず生を頼むと、やっぱり超でっかいジョッキが運ばれてきた。沖縄県はこれがいいね。そして、結局お得な5合泡盛を頼み、そこそこ飲んでしまったのでした。

しかも、余った酒を部屋に持ち帰り、ゼッケン貼りながらまだ呑んでしまったのでした。

6月7日5時起き 目は真っ赤。完全寝不足調整最悪といった具合だったが、無理矢理起きて出発した。自走の人も多かったが、僕たちはレンタカー出勤。大量の水分を摂り、ウンコにも時間をかけ、いざスタート地点に向かうと、すでに人だらけで最後尾からのスタートを余儀なくされた。

7時に160kmレースがスタートし、10分後に僕たちのスタートである。人数にはビビるが最後尾なので気は楽。号砲と共にゆるゆるとスタート。集団の中で走ることの難しさを体験しつつ来間を走り抜ける。


この集団の後方に位置しているのだ
(宮古島のサイクルショップくるくるさんのブログより転載)


はにおは余裕あるね〜〜
charlieはすでに腕が突っ張っているね
(宮古島のサイクルショップくるくるさんのブログより転載)

プロローグが終わると先導車が退き、一気にスピードが上がる。集団につくことの重要性は理解しているので、まず飛ばす。どんどん前に抜け出し、はにおと二人で引き合うつもりだったが、ものの数分でcharlieはバテバテになり、心拍数も160台後半となり即脱落を決め込んだ。はにおはあっという間に見えなくなり早くも独り旅態勢に入ってしまった。

しばらく走ると、後方からの集団に飲み込まれる。このあたりで気づいたのだが、レースというものはトイレに行ったり出来るものじゃないのだということ。
自分の脚力にあった集団について行くことがとても重要だと感じた。朝から飲んだ水分は膀胱にため込みひたすら集団で走る。

長い下り坂では勢いがつくせいかすぐに集団から抜け出してしまうが、上り坂で追い抜かれるという流れを幾度となくくり返した。体重が重いせいか一度スピードが乗ると落ちにくいが、上り坂はまるでダメな感じである。

池間大橋に入る頃に、トップ集団とすれ違った。2人逃げていたが、その後は50人くらいの塊だ。恐ろしい光景だった。でも格好いいね。


なんか頑張っている風(宮古島のサイクルショップくるくるさんのブログより転載)

池間島を後にすると、ジワジワ上ったり下ったりをくり返す。あしきり地点も難なく通過。パンクのしてないから意外と快調である。腰痛はあるので頻回に立ち上がって腰を伸ばす。ボトルの取り方もわかってきた。

東平安名崎の入り口で先行してるはにおとすれ違う。おそらく10分近い差だ。底力の違いが鮮明に出た結果である。景色は最高で気分良く折り返す。このあたりで明らかに僕よりヘビーな人達とでぶトレインを形成してしまった。気合いでちぎる。その後は難関ナナマタをえっちらおっちらやり過ごし、ついに感動のゴールを迎えたのであった。


お互いの健闘をたたえ合う図

結果は、3時間27分07秒 総合127位 平均時速28.969km/h であった。今後の目標は、平均時速30km/h越えかな〜〜〜

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